2018年10月22日より、TwitterAPIのPOSTエンドポイントにはデフォルトでレート制限がかかるというアナウンスが以前ありました。
プラットフォームの健全性向上を目指す開発者向けの新しい要件
https://blog.twitter.com/developer/ja_jp/topics/tools/2018/jp-new-developer-requirements-to-protect-our-platform.html
- ツイートおよびリツイート(合算値):3時間で300件
- いいね:24時間で1,000件
- フォロー:24時間で1,000件
- ダイレクトメッセージ:24時間で15,000件
POST制限は以前からありましたが、それはユーザーごとにかかっているものでした。これからは、アプリケーションに対して制限がかかるため、例えば300ユーザーが一気に1POSTずつ利用した場合、即座にレート制限にかかってしまいます。
このレート制限を引き上げてもらうには、開発者アカウントが承認された後に個別に問い合わせるように、ということでしたが、開発者申請の中ではそのあたりは具体的にどうしたらよいかはアナウンスされてませんでした。そろそろ制限開始の日程なので調べてみたところ、割と簡単な手順で申請できました。
POST制限引き上げ申請
Twitter Developer Platformにログイン
まず、Twitter Developer Platformにログインします。申請はアプリケーションごとに行い、アプリケーションIDやコンシューマーキーが申請に必要なため、主に下記の内容を控えておきます。
- アプリケーション名
- アプリケーションID
- コンシューマーキー
- アプリケーションURL
Twitter APIポリシーサポートにアクセス
ポリシーサポートにアクセスすると、お問い合わせ内容の選択肢に「POST制限の引き上げを申請したい」というのがありますので、これを選択します。
先程控えた内容を入力するフォームが表示されるので、それぞれ入力します。また、「詳細」という項目もあり、
追加情報として、アプリケーションの主な機能とTwitter APIへの接続仕様をお知らせください。ご質問やコメントの追記も可能です。
という説明がついています。必須なのかどうかよくわかりませんが、開発者アカウントを申請した時のような内容で、英語の文章を記入しました。Twitterユーザー名やメールアドレスは、ログイン中のものが自動入力されているのでそのまま送信しました。
お問い合わせと同じフォーマットのためか、送信後すぐに自動返信で受領メールが届きます。受領のみのお知らせなので、結果を待つことになります。
承認メールを受信
無事に承認されると、Twitterサポートからメールが届きます。
具体的にレートがいくつになったのかよくわからないですが、とりあえずデフォルトよりはアップしましたよ、という連絡が申請の翌朝には来ました。思ってたより反応早いです。スパム対策へのご協力ありがとうございます、とはっきり書かれてますね…。
どういう基準でレート制限引き上げ許可がされるのかはよくわかりませんが、とりあえずiconDecotterはOKだったようです。
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